9日開幕のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場する侍ジャパンの吉田正尚(29・レッドソックス)が5日、大阪市内の練習場に姿を現し、すでに合流している大谷翔平(28)、ラーズ・ヌートバー(25)らと共に練習を行った。

MLB組で“最後の合流”となった吉田は3日に日本に帰国し、昨日も軽く練習を行ったという。強化試合は翌日の阪神戦から参加が可能となる。

この日は大谷をはじめ、昨年日本シリーズで戦った村上宗隆(23)、元同僚のオリックス・山本由伸(24)らとがっちり握手をかわし、キャッチボールや打撃練習などで汗を流した。

練習を終えた吉田は「(試合に出られる状態か?)その準備をして帰ってきました。自分のパフォーマンスを出せれば」と気合い十分。アメリカでは日本代表の試合などの情報について「時差もあって見られないときもありましたが、ここ最近の試合はもちろん見てました」とWBC本戦に向けての準備も。

久しぶりの日本でジャパンのユニフォームを着た実感として「重く受け止めてます」と口にし、「すばらしいメンバーがそろってますので、力を合わせれば(優勝は)大丈夫だと思います」と“世界一奪還”を誓った。

さらにメジャー1年目の吉田は“MLBの先輩”である大谷について「自分もアメリカに行って大谷選手は世界レベルのすごい選手だと感じていますので、そのような選手とプレーできることが非常に光栄です」と語った。