■強化試合 侍ジャパン 5ー4 阪神 (3日、京セラドーム大阪)

侍ジャパンは阪神とのWBC本戦前最後の強化試合を白星で飾った。試合は初回に鈴木誠也(カブス)のレフトスタンドへのソロホームランで先制すると、3回には近藤健介(ソフトバンク)にタイムリーが飛び出すなど得点を重ねた。投手陣は8回にサポートメンバーの仲地礼亜(中日)が4失点で1点差に迫られるも、先発の髙橋宏斗(中日)が2回を無安打無失点、2番手・金丸夢斗(中日)、3番手・藤平尚真(楽天)、4番手・大勢(巨人)と本戦メンバーは無失点リレーでバトンをつないだ。2度目の連覇を目指す第6回WBCの侍ジャパンの戦いは、6日の台湾戦から幕を開ける。

スタメンは1番DH・大谷(ドジャース)、2番ライト・近藤(ソフトバンク)、3番センター・鈴木(カブス)、4番ファースト・村上(ホワイトソックス)、5番サード・岡本(ブルージェイズ)、6番レフト・吉田(レッドソックス)、7番セカンド・牧(DeNA)、8番ショート・源田(西武)、9番キャッチャー・中村(ヤクルト)のオーダーを組んだ。

阪神の先発・伊藤将に対し、大谷が初球を打って一ゴロ、近藤も一ゴロに倒れ2死となるも、鈴木がレフトスタンドへのソロホームランを放って1-0と先制。2回は合流後初打席の岡本が空振り三振に倒れるなど三者凡退に終わった。

3回には阪神の2番手・ラグズデールに対し、先頭の源田が四球、中村が犠打を決め1死二塁で大谷が打席へ。カーブを引っかけて二ゴロに倒れるも進塁打となり2死三塁から、近藤がセンター前へのタイムリーを放って2-0と追加点を挙げた。

先発の髙橋宏斗(中日)は初回に1番・近本、3番・中川が空振り三振を奪い三者凡退に退けると、2回は2死から死球もヒットは許さず、2回無失点で降板。3回からは2番手で金丸(中日)がマウンドへ上がると死球と近本のヒットで一、二塁のピンチを招いたが、中野を遊ゴロ併殺打に仕留め切り抜ける。続く4回も金丸が登板し、三者凡退に抑えた。

打線は4回はラグズデールの前に村上、岡本、吉田が倒れ三者凡退。5回には左腕・ルーカスの前に下位打線が三者凡退と追加点は奪えず。

6回は先頭で大谷に打順が回るも、佐藤輝明(阪神)が代打に送られ、大谷は2打数無安打で交代。その佐藤は代わった石黒の前に空振り三振に倒れるも、近藤がセンター前へはじき返し、相手の守備のミスやバッテリーエラーで三塁へ進塁。続く鈴木の三ゴロ間に代走の周東佑京(ソフトバンク)が生還し3-0。

金丸は5回も三者凡退に抑え、3回を投げ31球、1安打、1死球、1奪三振無失点の好投をみせ降板。6回は藤平尚真(楽天)が2死からヒットを許すも無失点に抑えた。

7回には阪神の5番手・湯浅から、先頭の岡本が四球、吉田がレフト前ヒットで好機をつくると、2死二、三塁から代打・森下翔太(阪神)がセンターへの2点タイムリーを放って5-0と着実にリードを広げた。

7回のマウンドには大勢(巨人)が上がると、直球で押して三者凡退。しかし8回にサポートメンバーの仲地礼亜(中日)が1死から小野寺にセンターへのツーベースを浴びると、四球、暴投で一、三塁のピンチを招き、岡城にレフトへのタイムリーを許して5-1。さらに2死満塁から小幡にライト線への3点タイムリーツーベースを許して5-4と一気に1点差に詰め寄られた。それでも9回はサポートメンバーの根尾昂(中日)がマウンドへ上がると、三者凡退でリードを守り切って逃げ切った。