3月7日まで、全国一斉の建築物防災週間です。高松市では高齢者用の集合住宅で、消火設備などの点検が行われました。
高松市茜町の高齢者用住宅では、高松市建築指導課の職員と消防局の職員あわせて4人が点検を行いました。4人は各フロアごとに消火器や避難経路、煙を外に出す設備などが定められた通りかなどを確認して回りました。
建築物防災週間は、地震や水害などの発生時に被害を減らそうと年2回設けられていて、今回はブロック塀の点検なども強化しています。
(高松市建築指導課 北濱孝良さん)「災害を防ぐためには、日ごろからの備えが大切ですので、適切な維持保全を行っていただきたい」
国は、南海トラフ地震の発生確率を今後20年間で60%としていて、香川県内でも建物の防災対策を急いでいます。