日常の疑問を深く掘り下げる「ATVNEWSDIG」。3月となり春も近づくと同時に本格的な花粉の時期はすぐそこに。鼻水、くしゃみ、鼻づまり…花粉症の人にとって辛い季節です。今回は花粉症の対策や今年の傾向、発症する仕組みを調査しました。

※花粉症の人は
「去年けっこう厳しかった、つらかったですね」
「春先はくしゃみと目かゆくなります」「鼻水出たりとかしてました」
「鼻に薬を洗うものももらうし目薬ももらうし、あと飲み薬。対策は病院で」

街で花粉症の人に話を聞くと

あたたかい春の陽気とともに忍び寄る「花粉」。毎年、鼻水、くしゃみ、鼻づまりなどつら~い花粉症の症状に苦しんでいる人もいらっしゃるのでは?

「こちらで花粉を観測しています」

青森県花粉情報研究会が設置する花粉捕集器

青森県花粉情報研究会は弘前市など県内5か所に設置してある「花粉捕集器」で観測して、毎年花粉の飛散情報を提供しています。2023年青森県内では早いところではもうまもなくスギ花粉が飛散し始め、4月上旬にピークに達すると予想されています。花粉の量は、県内全域で例年並みかやや少ないということです。

花粉情報研究会の会長を務めている弘前大学大学院医学研究科の松原篤教授によると…

※青森県花粉情報研究会 松原篤会長
「右肩上がりで花粉は増えているこういう現状がある青森県では去年が多い分、今年は少なくなります・見てわかるように隔年リズムといって多い年と少ない年が1年ごとに出る一年おきでこうなってきて去年がすごく多かったので今年はたぶん減るだろうけど、ベースラインくらいまでしか減らないので昔に比べれば多いだろうなと」