そこで企画したのがこのイベント「トリキ」。

山梨に知り合いがいない人たちは、「とり」あえず「来」た方が良い飲み会をテーマに、毎週金曜日の夜、JR甲府駅前の飲食店街で交流会を開催しています。

交流会の参加者:
買い物で(甲府から)イオンモールまで自転車で50分かけて行った。

桐山社長:
オギノがあるじゃん、近くに

参加者:
知らなかった、オギノが何なのか。

この日は約30人が参加して、地域や仕事の情報を交換しました。

参加者は:
「この会で友人ができたり、仕事にもつながったりとか、色々な刺激が得られてすごく助かっている」
「地元のおいしいご飯屋さんや、こういうことをやっている人たちがいるのを知れるのがすごく良い」

こうした交流会を実施する背景には、山梨に移住する人の増加があります。

山梨県の人口は減少を続けていますが、他の都道府県から山梨に移り住む転入者は、2年連続で山梨を離れる転出者を上回っているのです。

この転入超過が起きる要因に、県はテレワークの普及などをあげ、移住者が住みやすい地域づくりが全県的な課題です。

移住者向けイベントを主催 ジブラボ 桐山祐輔社長:
80人、100人が常に人が集まってにぎわっている環境ができればいい。その盛り上がりを他県の人や世界中に情報発信して、甲府や山梨そのものに興味を持って関係してくれる人が増えたらいいと思っている。

桐山さんは、移住者同士の親交を深め、地方の活力の底上げにつなげたいと考えています。