桜の開花予想 最速は福岡の3月16日

ホランキャスター:
桜が最も早そうなのは福岡の3月16日。1日違いで東京の17日となっています。

森田キャスター:
少なくとも2023年は、平年より1週間ぐらい早く咲くところが多いと思いますね。

ホランキャスター:
桜が咲くとお花見をされる方が今までは多かったと思います。2022年のお花見はどうだったのか。

東京の上野恩賜公園でも桜がたくさん咲きますので、多くの方が訪れますが、コロナ禍の間、特に2022年は▼シートを敷いての飲食はいけません▼酒類を伴う宴会もやめてくださいなどというルールでした。

さらに、混雑を避けるために右側通行などの通行規制も行われました。

2023年の「お花見」 マスク着用や宴会はどうなる?

2023年は、いろいろなものが緩和されています。

お花見に行く予定はあるか、街中の女性に聞いたアンケートがあります。「行くつもり」と答えた方が69.7%と多くの方がお花見に行く予定だということです。

では、2023年のお花見はいったいどんな様子になりそうなのか。新型コロナウイルス対策は様々な場面で緩和の方向に向かっています。例えばマスク着用で言うと、3月13日から個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断に委ねるという方針になっています。

また、イベントの開催については、1月27日から大声を伴うイベントでも感染対策を行えば、定員の100%まで入場が可能となっています。

既に2023年はこういった形でお花見をやっていいと決めたところがいくつかありました。

長野県伊那市です。「日本三大桜の名所」ということですが、「高遠城址公園さくら祭り」。園内には1500本の桜があるということですが、見ごろは4月上旬。例年ですと、約20万人が訪れる大変賑わいのあるお祭りです。

コロナ禍の間の対策は、▼マスクの着用の推奨▼検温▼来園者カードの記入がありましたが、2023年はこういったものを求めません。

宴会で見ていきますと、こちらの桜まつりでは、コロナ禍は指定エリアのみ宴会そして飲酒は駄目という形で行っていましたが、2023年は、園内の屋外の部分全てで飲酒を含む宴会が可能になるということです。

もう1つ見てみましょう。

新潟県上越市の日本三大夜桜、「高田城址公園観桜会」です。園内には約4000本の桜があります。開催は3月29日からです。コロナ前の2019年では、約120万人もの人が訪れる大変賑わう桜の観桜会です。

2022年は、4人以内で人との間隔を空けて短時間であれば宴会してもいい。ただ、飲酒はだめというルールでしたが、2023年は条件なしで飲酒を含む宴会が可能になるということです。既に方針を決めている公園などでは、今まで通りのお花見ができそうというところもあるようです。