3月は、広い範囲で気温が上昇し、各地で桜が見ごろを迎える見通しです。
2023年は、新型コロナの感染予防の制限が緩和されますが、その中で、お花見のあり方はどうなるのか?解説します。
“早咲きの桜”「河津桜」が見ごろ
ホラン千秋キャスター:
暖かい日が多いということで、桜を早く見ることができそうです。

神奈川県松田町の西平畑公園での「まつだ桜まつり」。20日から360本の河津桜が満開とのことです。そしてお祭りが開かれ、25日、26日は2万人が来場。3月上旬まで見ごろということです。
伊豆農業研究センターによると、「河津桜」という桜は、他の桜と比べて休眠から覚めるのが早い桜です。桜はしっかりと眠ったあと花が開くということで、“早咲きの桜”として知られています。見頃は、2月~3月までということです。
気温上昇 今週は“春の暖かさ”となる見通し

森田正光キャスター:
平年に対して、1月は10年ぶりの寒さとかありました。また、2月は寒い日と暖かい日がありました。2023年は桜がもう十分“寝ている”んです。だから、このあと温かくなれば早く咲くと。2月下旬になってから急に暖かい日が目立っていますので、予想も前倒しになってきています。

2月28日は高気圧が来て、完全に春の気圧配置です。この後もおそらく温度の高い状態が続きます。

森田キャスター:
東京では、28日の予想最高気温は18度で4月上旬。3月1日は19度、2日は15度ということで、これから10度を下回るような寒い日は当面はなさそうという感じですよね。