■ボクシング・アジア大会代表選考会(26日、神奈川県立スポーツセンター)
パリ五輪の大陸予選を兼ねた杭州アジア大会(9月)の日本代表選考会が2日間にわたって行われ、10人の選手が日本代表に内定した。男子は2021年の世界選手権で共に日本人初の金メダルを獲得した坪井智也(26・自衛隊体育学校)や岡澤セオン(27・INSPA)ら5選手、女子は東京五輪フライ級銅メダリストの並木月海(24・自衛隊体育学校)や、東京五輪金メダリスト入江聖奈の幼馴染である木下鈴花(22・日本体育大学)など5選手が内定した。アジア大会で2位以内に入ればパリ五輪代表が内定する。(写真は左から坪井選手、原田選手、秋山選手、岡澤選手、荒本選手)
【代表内定選手 各コメント】
■男子51キロ級代表 坪井智也(自衛隊体育学校)
もう国内予選をやるつもりは一切ないので。一発でもう(パリ五輪を)決めちゃって。アジア大会から1年弱ぐらいオリンピックまであると思うのでしっかり調整して、オリンピックを最高の状態で迎えるように、今年中に決め切りたいと思うので頑張ります。
■男子57キロ級 原田周大(専修大学)
不戦勝で勝ったんですけど、それが運じゃなくて、ちゃんと実力で来られたというのをアジア大会で優勝して証明したい。
■男子63.5キロ級 秋山佑汰(自衛隊体育学校)
初戦が課題。硬くなってしまうことが多く、今回も自分的には良い動きが出来なかったので、やっぱり初戦から100パーセント出せるように頑張っていきたい。(アジア大会は)メダルをとって帰ってきたいと思います。
■男子71キロ級 岡澤セオン(INSPA)
この前のアジア選手権では悔しい思いをして、本当に悔しかったし何よりも色んな人に応援してもらって、遠く鹿児島でやっているんですけど鹿児島の人だったり、東京に来たときは東京の人たちにサポートしてもらったり色んな人たちのおかげでボクシングできているので、そういう人に恩返しができなかったのがすごく悔しくて、今度のアジア大会では、必ず色んな人にいい姿を見せて、金メダルをとってる姿を見せて、恩返しをしたいです。
■男子80キロ級 荒本一成(SEBE)
最後に出た国際大会が大学1年生のアジア大会、ジャカルタの。あれ以降エリートでの国際大会出てなかったので、そういった面でも2大会連続で出れるっていうのは縁がある大会だし、大きな大会ですのでしっかりと仕上げて、オリンピックの出場権を必ずとりたいと思います。
■女子50キロ級 並木月海(自衛隊体育学校)
初めてのアジア大会なので、しっかりとした結果を残していきたいなと思いますしオリンピック予選が関わってくるので、しっかりとオリンピック内定したいなと思います。
■女子54キロ級 木下鈴花(日本体育大学)
やっとスタート地点に立てたと思うので、ここからまた一から練習をして、しっかり出場してメダルを確定できるように頑張ります。
■女子57キロ級 吉澤颯希(日本体育大学)
アジア大会はオリンピック予選にも繋がってくる大会なので、今よりもっと・・・試合まで期間があるのでさらに強くなって応援してくれる方々にも、試合を見ていて面白いと思ってもらえるような強い選手になりたいと思います。
■女子60キロ級 田口綾華(衛隊体育学校)
まだ国際大会で1回も勝ったことがないので、今回はとにかく目の前の試合に勝てるように一戦一戦頑張っていきたいと思います。
■女子66キロ級 鬼頭茉衣(カネヨシ)
金しか考えてません。来月の世界選手権も含めて。一番じゃなきゃ意味ないじゃないですか、スポーツなんて。なので金メダルだけ考えています。