キャラクターが宮古をPR 盛岡駅「ポスタージャック」が決定

さらにキャラクターを活用していこうと考えたメンバーは3月11日に合わせてJR盛岡駅の構内をポスターで埋めつくすことに。
ポスタージャックはミヤクラのキャラクターを使って復興への輪を広げるとともに、宮古のまちを発信します。
クラウドファンディングで資金を集めたところ予想を上回る支援があり、当初の予定よりも規模を大きくして開催することが決定しました。
この日はポスターのデザインを決める最終打ち合わせが行われていました。
ポスターの背景には今まで自分たちが作ってきた4コマ漫画をちりばめます。
「コラボしている人目立たせたいよね。ロボットも入れたい」
「これを1枚にまとめて、やってもいいかもしれないな。すごくご協力いただいているなって思うよね。これはまず絶対必要。確定ですね。確定」
大事にしたいのは宮古らしさです。
(宮古の明日を映す実行委員会 三浦洋佑さん)
「(ミヤクラで作った)一番最初の4コマと、郷土芸能感のある宮古の山口太鼓と田代念仏剣舞の4コマはまず入れたいのと、各イラストレーターさんの作品1枚ずつは入れたい。真ん中に書いているんですけれど『逢おうよ、宮古で。』っていう。宮古に来てほしいですね。宮古を知ってもらって、来たいと思ってもらえるようなデザインのポスターに仕上げたいと思っているんで」
4コマ漫画の土台となるネームにもこだわりが。
(4コマ漫画ネーム担当 菊池心音さん)
「ウミネコ系のネタとか、宮古市民が見たら、あぁ分かる!って思うものを意識して描いています」
宮古ならではの文化や情報をキャラクターや作品の個性として落とし込むことができる。アニメ、漫画だからこそ伝えられる新しい町の魅力があります。
(グッズ担当 武藤弥生さん)
「キャラクターとして根付いているというところも含めて、宮古の復興、少しずつ未来に向けて変わっていっているところを少しでも感じてもらえれば」
好きだというパワーは無限大。ポスターは3月8日から14日にかけて、JR盛岡駅の構内に登場します。