オリックスからメジャーリーグ・レッドソックスに移籍した吉田正尚(29)が25日(日本時間)にノースイースタン大学との練習試合に“4番・レフト”でスタメン出場。吉田にとって初めての対外試合は1打数無安打1打点とした。
吉田の初打席は初回、レッドソックスが1点リードの無死一、三塁と追加点の好機に巡ってきた。カウント0‐2からの3球目、89マイル(143キロ)のストレートをレフト方向へ打ち返し、犠牲フライとなり追加点を奪い初打点を挙げた。
2打席目は2回、2死走者なしの場面での打席。カウント1-2から4球目のインコースへのストレートを打ち損じ、センターフライに倒れた。2打席立った吉田選手は、2回が終了したところで交代し、1打数無安打1打点。
守備では、左中間への打球に対し「got it!」と大きな声で自分が取ることをアピールするなどチームメイトとのコミュニケーションもバッチリだ。試合はレッドソックスが5対3でノースイースタン大学に勝利した。
試合後、吉田は「軌道も見たことないので、その打席の中でうまく修正アジャストしていかなくてはいけないことが多く、これからも続くと思いますので、そういう意味でもそのしっかりあのまあ大学生でしたけれども、誰が相手でもしっかり無駄がないようにというか、自分の中でいろいろ試行錯誤しながら、まあ、ええ内容のある打席を数多くていけたらいいなと思います」と話した。

















