■強化試合 侍ジャパン 5ー4 阪神(3日、京セラドーム大阪)

WBC初戦(台湾戦)まであと3日に迫った中、井端弘和監督(50)率いる侍ジャパンは阪神と強化試合を行った。この日もメジャー組が出場し、ドジャースの大谷翔平(31)は“1番・DH”で2打数無安打、6回表に代打を送られて交代となった。3番・センターの鈴木誠也(31)は1回に侍1号をレフトスタンドへ放った。

侍ジャパンでの実戦2試合目を迎えた大谷、この日は“1番・DH”でスタメン出場、1回の第1打席、阪神先発・伊藤将司(29)を相手に1球目から積極的にバットを出していったが、カーブにタイミングが合わずにファーストゴロに倒れた。2死から3番・鈴木誠也(31)が侍1号を放つとベンチでは両手を挙げて喜びを爆発させ、笑顔で鈴木を迎え入れた。

1対0とリードした3回の第2打席、1死二塁で阪神は2人目、新外国人のラグズデール(27)。データのない投手との対戦でカウント1-0から甘く入ってきたストレートを捉えきれずにファウルとなった。そして、1-2からカーブを引っかけてセカンドゴロ、走者を3塁に進めた。これで2死三塁で2番・近藤健介(32)が大谷の打ち取られたカーブを引っ張らずにセンター前へ弾き返しタイムリーを放った。

6回、第3打席で代打を送られて交代、大谷は2打数無安打、この強化試合は2試合で5打数無安打で本番を迎えることになった。

他のメジャー組は村上宗隆(26)は3打数無安打、オリックス戦で豪快弾を放った吉田正尚(32)は3打数1安打と2試合連続安打、初スタメンで唯一メジャー組でフル出場を果たした岡本和真(29)も3打数無安打1四球に終わった。

インタビューに登場した鈴木は「感触は良かったけどまさかあそこまで飛んでいるとは思わなかった。みなさんが喜んでくれて良かった」と話した。先日開かれた決起集会では「大谷様になかなか声をかけられなかったが、後輩に同じ人間なんだよと話した」と笑いを誘っていた。