今週、静岡県内のニュースの中で、SNSで大きな反応があった出来事がありました。スターバックスが静岡市の城北公園への出店を断念した件です。
静岡市は民間企業と連携して、城北公園にスターバックスの設置を計画していましたが、「市民参画の手続きをせずに計画を進めている」と一部の地元住民が反発。そこでスターバックスは今週火曜日、「店が地域や周辺住民をつなぐ場としての役割を果たせない」などとして、出店の断念を発表しました。
SNSもさまざまな反応を示しています。
「スタバ断念かぁ、なんでよ」
「地元住民に賛成。経済効果も大して変わらん」
という声もありました。まさに賛否両論です。この騒動を受けてこんな行動に出た人もいます。
<静岡大学4年生 土屋宏斗さん>
「城北公園でスタバが飲みたかったという気持ちが一番強くて」
静岡大学4年生の土屋宏斗さん21歳です。スタバ出店を求めるオンラインでの署名活動を始めました。
<静岡大学 土屋宏斗さん>
「200人いきました。たった3日間で200人の方に賛同していただけて嬉しいし、励みになる」
日頃から城北公園を使うという土屋さん。出店反対運動が起きていることは、SNSのニュースで知りました。声の大きい人ばかりが注目されることに違和感を感じたといいます。
<静岡大学 土屋宏斗さん>
「サイレントマジョリティー(静かなる多数派)の人たちの意見は、今まで拾われてなかったし、ネットで社会を変えるためにこの企画を始めた」
一方で。
<静岡大学 土屋宏斗さん>
「反対派の人たちも公園を良くしたいという気持ちが一緒だと思うので、どういった形がいいのかを議論したり、このオンライン署名が機能してくれれば」
では、反対運動を起こした住民はスタバ出店断念をどう受け止めているのでしょうか。
<みんなで考えよう!城北公園の会 松浦義則さん>
「半分残念ですね。(会の中でも)カフェでちょっと休めるところがあるのはいいんじゃないかという人が結構いる」
<押尾幸子さん>
「私たちが立ち上がったためにスターバックスが無くなった。私たちが悪者だみたいな意見をもらうこともあるけど、そこは非常に残念」
<松浦義則さん>
「(今後、市に何を望む?)早急に結論を出すのではなくて、色々な状況を加味して、我々と一緒になって考えて欲しい」
松浦さんたちは、静岡市からきちんとした説明がなく、計画が進んだことが、このような事態を招いたと話しています。
実はSNSでは、こんな意見も目立ちました。
「進め方に問題あった感じじゃないか?」
「静岡市の街づくりはこれ以外にも入札不調などいくつも頓挫している」
そこで、この人にも直撃しました。
<静岡市 田辺信宏市長>
「私のところには、城北公園にスターバックス呼んでほしいという声の方が反対する声よりも圧倒的に多いです」
<記者>
「静岡市としてやれたことはあるのではという声あるが?」
<田辺市長>
「ありますね。私は粘って粘ってスターバックスさんね、ぜひ来てほしいということを言い続けたいと思います」
どうやら、このスタバ騒動はまだまだ尾を引きそうです。
注目の記事
正月明けは「時差ぼけ」…「休み明け前日の過ごし方がカギに」 専門家が教える「だるさ」を残さないための3つのポイント

「あの顔を忘れることはない」殺害され、眠るように横たわる高校2年生の娘…他人事ではなかった“被害者”という立場、父が語る記憶【3部作の前編】

「明治のラストサムライ」305人 東北に残した足跡…囚人として、武士として生きた薩摩の男たち

お尻から血や膿が出続けるクローン病 10代~20代中心に10万人近い患者、多感な時期に社会と距離… 「一人で悩まず、当事者のつながりを」

「出せなくてごめん」妻子が倒壊ビルの下敷きになった居酒屋店主 遠く離れた神奈川から“復興の力”に 能登半島地震2年

1月1日生まれは「誕生日ケーキが食べられない?」 元日営業を30年続けるケーキ店「求められる限り続けたい」









