四国遍路・約1200キロの安全や、道案内が適切かどうかなどを四国4県で一斉にチェックする、「おもてなし遍路道ウォーク」が行われています。

75番・善通寺から71番・弥谷寺の区間を点検したのは、香川県の池田知事らのグループです。「おもてなし遍路道ウォーク」はNPO団体などが実施するもので、88の寺を結ぶおよそ1200キロの遍路道を、105のグループに分かれて、道案内の看板などが適切かどうか確認します。

池田知事らは、遍路の特徴でもある「うどんの接待」も体験していました。

(池田豊人 香川県知事)「道と寺、それと『おもてなしの文化』、これがそろって初めて世界遺産になれると思いますので、そこを目指していきたいと思います」

きょう(23日)は四国4県で約5600人の参加者が点検に参加し、午後4時まで遍路道を歩くということです。