日本航空は、近年のサウナ人気に伴い、サウナを扱った旅行商品を提供してきましたが、サウナの混雑状況をリアルタイムで把握して、混雑解消につなげる、新たなサービスを発表しました。

サウナ室の入り口に設置されたタブレット型のモニター。定員に対して、サウナ室に入室できる人数と、混雑状況が表示されます。

これは、サウナの混雑を解消するため、日本航空などが開発した、新たなサービスです。サウナ室の入り口の天井に高精度センサーが設置され、サウナ室への入室者と退室者をリアルタイムでカウントします。

スマートフォンのアプリなどで目的のサウナ施設を選択すると、混雑状況や、過去の混雑する時間帯が把握でき、サウナ室を目視で確認しなくても混雑をさけることができます。

また、取得した人流データは蓄積されるため、サウナ施設側は混雑する時間の傾向を正確に把握でき、混雑時の適切な人員配置や、空いている時間帯などでのサービスの向上がはかれるということです。日本航空は4月からサービスを開始したいとしています。

また、このシステムを、今後は空港ラウンジや保安検査場の混雑にもいかしていきたいとしています。