2022年の1年間に長崎県内で起きた刑法犯の認知件数は3,244件で、2年連続で前の年を上回っています。

長崎県警のまとめによりますと、2022年の1年間に長崎県内で起きた刑法犯の認知件数は3,244件で、前の年より89件増加しました。
最も増えたのは『自転車の窃盗』で、2021年より70件増加の254件で、このうち86%が鍵をかけていない自転車でした。
このほか“電話でカード会社を騙り金をだまし取る”などの 『詐欺』の認知件数が2021年より29件多い、394件で全体の1割を超えています。
一方で、認知件数に対する検挙件数の割合を示す『検挙率』は59.2%と、4.6ポイント低下していて、県警は「ニセ電話詐欺やインターネットを利用した犯罪など “犯人の特定が難しい犯罪” の横行が背景にある」とみています。