H3ロケット初号機の打ち上げをこの目で見ようと、鹿児島県内ではその瞬間を多くの人が見守りました。
発射場からおよそ6キロ離れた長谷公園にも、多くのロケットファンがつめかけました。
「5・4・3・2・1」
そして打ち上げ時刻の午前10時37分55秒…
(記者リポート)
「カウントダウンから20秒が経ちましたがH3ロケット初号機、発射台から打ち上がっていません」
「打ち上げは行われていません。ロケットはそのまま地上に残ったままとなっています。現在、どういう状況なのか、どんなトラブルが発生しているのか、定かではありません」
(子どもたち)「頑張れ〜!!!!」
子どもたちの願いも届かずH3ロケットは打ち上がりませんでした。
(女の子・母親)「近くで見るのは初めてだったけど残念」
(南種子町から)「ものすごく期待して見ていたけど残念」
(鹿児島市から)「新型エンジンだったし、どうかなと思った。しょうがない」
(熊本から車中泊)「子どもが泣いていた、かわいそうだった。ぜひ打ち上げてほしい」
県庁18階でもパブリックビューイング会場が設けられ、50人ほどが集まりましたが…。
(記者リポート)「まだ打ち上がっていません。県庁のパブリックビューイングで見守る人たちも不安そうな様子です」
(パブリックビューイングの観客)
「オレンジの着火が見えたけど、それからシーンとなったので、どうなっているんだろうという感じ」
「残念だった。種子島は天気が良かったから期待していたけど」
その後、JAXAは17日の打ち上げを中止すると発表。ロケットファンからは、H3打ち上げ成功へ向けたエールや期待の声が聞かれました。
(三重から見に来た人)「期待はする。せっかくの、新しい日本の技術だから。次はうまくいってほしい」
(パブリックビューイングの観客)「次が上がるのを期待している。無事に上がってくることを、成功することを祈っている」
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