『真吟酒「始 -HAJIME-」』の反応は…。お披露目の会場となった店の店長は、きき酒師でもあります。

こびと 小畠誠史店長・きき酒師
『神雷』
「やっぱりすごく力強いんですけど、すっと切れていくような味わい。」

『龍勢』
「本当に上品な感じです。すーっと本当にクリアな味わいが広がった後にすっと切れるような。」

『旭鳳』
「すごく酸味もしっかりあって、ふわっと同じ酵母を使っているけど、やっぱり香りがしっかり出ているかなというお酒でした。」
神雷、龍勢、旭鳳という順番で飲むのが、それぞれの酒の個性をとらえやすいということです。
会場では、酒談義が弾みます。

参加者たち
「全く違いますよね?」「違いますね。」
「同じものを使って微妙に違うというのはすごいですね。」
「それが日本酒のらしさで、広島の自然環境から、ぼくらがいただいている酒だと思う。」
「ほとんど造り方が一緒ですよね。米も磨き方も。なのに、ここまでの違いが出てくるのがすごいことだなと。」
「おもしろい取り組みだなと思って。味音痴だけど楽しめています。」
真吟精米という技術を提供したサタケは…。

サタケ 広報部 大橋奈央さん
「少しずつでも一般の方々にも『真吟』というものを知っていただけて、すごくうれしく思います。」

三輪酒造 15代目蔵元杜氏 三輪裕治さん
「『真吟』というすばらしい技術を広島のサタケさんが開発したのは、本当に運命のめぐりあわせというか。今後、ぼくらもどんどん使って生かしていきたい。」

広島から生まれた技術と、3つの蔵の個性をかけ合わせたコラボレーション。「三酒三様」の味わいが、広島の豊かな風土を伝えていきます。