■MLB アスレチックスキャンプ(日本時間16日、アリゾナ州メサ)
アスレチックスの藤浪晋太郎(28)が日本時間16日、アリゾナで始まったバッテリー組のキャンプに参加した。
昨季は162試合でわずか60勝しか挙げられずア・リーグ西地区最下位に終わったアスレチックス投手陣。今オフは昨季9勝とエース格のC.アービン(29)をオリオールズに放出。メジャー1年目ながら日本で10年間プレーした藤浪の経験に期待が寄せられている。
初日は「どんな感じなのかなというのが一番とあまり緊張はないですかね。思ったよりリラックスして入れているかなと思っています」と話しキャンプに臨んだ藤浪。キャッチボールでは、今季ブレーブスから移籍してきた24歳のフレディー・ターノック投手とコンビを組んだ。終了後には鋭いカーブを投げてきたターノックに英語で質問しカーブの握りなどを教えてもらうなど積極的にコミュニケーション。「カーブいいね、すごいねみたいな感じで話したらいろいろ教えてくれました」。「簡単な英語ならある程度。聞き取りはなんとなくはできるので。あとは返すボキャブラリーだけ増やせていければなと思います」と英語力を披露した。
練習はキャッチボール後、守備練習、ランニングなどわずか1時間30分で終了。藤浪は「だいぶ短いな(苦笑)という印象があるので、これから自分でしっかりトレーニングしたいなと思います」と全体終了後に室内練習場へ。「足りない部分は自分で自由に任されているというか、できる部分はあると思うので、足りないなと思えばしっかりやればいい」と話した。
明日はブルペンでの投球が予定されており「自分の持っているものをしっかりだして、いいアピールができるように。そういう1ヶ月にできたらと思っています」と新天地での初日を締めくくった。