池袋演芸場には「画期的な更衣室」 “男社会”の落語界にも変化が・・・

演芸場の楽屋は男性も女性も一緒です。着替えもそこで行います。

記者
「男性と同じ所で着替えているっていう状況なんですね?」

林家木久蔵師匠
「今、男女平等の時代ですから。そうなんですよね。元々、男の世界ですから」

落語界はまだまだ“男社会”です。しかし、桃花さんのように女性落語家が活躍するようになってからは変化も起きています。

東京・池袋にある演芸場では・・・

蝶花楼桃花さん
「今、あそこの楽屋から肌着をもって、この画期的な更衣室にご案内しますね」

池袋演芸場には2019年に更衣室が設置されました。

蝶花楼桃花さん
「下着姿にならなくてすむので、それだけでもすごくありがたいです」

真打ちになると着付けは前座の人が手伝ってくれます。

前座(5年目)の鈴々舎美馬さんは・・・

鈴々舎美馬さん
「(更衣室、昔は無かったが…) 入ってからずっと更衣室があるので、もうそういう時代なんだと自然に受け入れていた。昔は無かったのが信じられない」

ただ、こうした更衣室があるのは東京の演芸場ではまだ池袋演芸場だけです。