G7保健大臣会合が5月に長崎市で開催されるのを前に、長崎空港では関係機関による爆発物対応の訓練が行われました。
G7保健大臣会合を5月に控え、テロの標的ともなり得る空港の安全対策が重要性を増すなか行われた今回の訓練。
不審者が空港に出入りする業者の車を奪った上、立ち入りが制限されている区域内に侵入し爆発物を設置したという想定で行われました。
訓練には警察や空港関係者らおよそ20人が参加。不審者を確保するまでの連携を確認したほか、県警の爆発物処理班は区域内での処理の手順について確認していました。
大村警察署・多賀谷浩毅空港警備派出所長
「今年はG7の保健担当大臣会議があるということで、空港テロの脅威が非常に高い状況にあると思います。関係機関と連携しながら隙のない警戒警備を敷いていく」
参加者は関係者が一丸となって多くの利用者がいる空港の安全を確保していきたいと話していました。