長崎県の道路計画に伴い 再配置が検討されている『長崎市の松山陸上競技場』について、“現地での存続”を求めている市民団体が14日、追加の署名を提出しました。


市民団体が集めた署名は14日のおよそ2,500筆の追加で 累計1万筆を超え、11,163筆となりました。

署名を提出した『長崎市営松山平和運動公園を守る会』の井上 秀明事務局長は「利用者市民の声をしっかり受け止め、議会の意思を尊重して“再配置案の策定”にあたるよう」長崎市に申し入れを行いました。

長崎市は、県が進める道路計画に伴って、現在の“松山陸上競技場の場所”に“市民プール”を移す考えで、400メートルトラックについては「現地での存続は困難」という見解を示しています。


14日の申し入れで市民団体は「市議会でスポーツ施設の再配置について“慎重、丁寧な調査検討を求める請願”が採択されたにもかかわらず、市は結論ありきで市民の声や議会の意思を軽視している」と訴えました。

市民団体では、今後も署名活動を続ける考えです。