お湯を沸かすなら…お得なのは?“電気ケトル”と“やかん”

どちらが節約できるのでしょうか?
まずは、200mlお湯を沸かす場合、電気ケトルかやかんか比べてみますと、電気ケトルの方が安いことがわかりました。

▼電気ケトル→0.435円
▼やかん→0.444円(ガス中火)

ただ、お鍋でお湯を沸かす場合は要注意です。ガスで強火でとなりますと、一気にエネルギーが必要になりますので、わずかに高くなります。

一気にエネルギーを使うときに電気やガスが使われることになるわけですね。

保温か電子レンジでチン?電気代でお得なのは…

では、続いては炊飯器でご飯を炊いた後、保温を続けるのか、それとも冷蔵や冷凍をして温め直すのがいいのか?

どちらがお得なのか見てみると…

▼炊飯器で1時間保温→16.5Wh
▼冷蔵・冷凍して3分チン→35Wh

1時間の場合、3分チンをするよりかはエネルギーは半分くらいになります。
ただ、保温がお得であるのはボーダーラインがあって「2時間7分以内」の保温だったら保温の方が安い。一方で、2時間7分を超えると3分レンジでチンの方が安いことになります。

例えば、お父さんだけ最後に帰ってくるとか、息子さんが部活で帰りが遅くなって2時間以上開く場合は、冷蔵や冷凍を選んだ方がいいかもしれないということです。

ホランさんお米はどうしてますか?

ホランキャスター:
私は保温は一切しません。美味しさの面でもすぐに食べない分は冷凍したり、冷蔵庫に入れるなりして冷やご飯にした方が美味しさも保たれるので。中には一晩保温される方も多いと思うんですけど、節約の面でも美味しさの面でも冷凍した方がいいのかなと個人的に思います。

日比キャスター:
包んでしまえば、フレッシュなままにということもできますからね。

その節約術間違いかも…テレビのプラグ抜いても

節約術はいろいろと今までも様々な方法が言われてきたわけですけれども、テレビについて“昔の常識”を続けていませんか?というのも、テレビはテレビでも機械そのものが進化しております。

プラグを抜いた方が安くなると思いがちですが、丸山さんによりますと「テレビの待機電力はごくわずか。プラグを抜くと、地デジ情報を再取得するために、余計に電力がかかる場合も」と話していました。

では、どうするかといいますと、節約のポイントとは、プラグを抜くよりも画面の明るさや音量を調節するのがいいということでした。

スマホで想像するとわかりやすいですが、画面が明るかったり音が大きいと消費も早くなりますので、省エネモードというものがあります。節電や節約は明るさや音量で調節するのがいいでしょうということです。

“省エネ家電”か“激安”か?

新しい春を迎えるシーズンですから、家電を買い替えようかなという方もいると思います。

資源エネルギー庁の省エネポータルサイトによると、電力消費の大部分を占めるのは…

▼1位 エアコン等→約33%
▼2位 冷蔵庫→約15%
▼3位 照明→約9%

省エネ家電がいいか丸山さんに聞いてみますと「長年使用する前提で、電力消費が大きい家電は、省エネ性能が高い製品を選べばコストを抑える結果になる」と話していました。

井上キャスター:
店頭でも店員さんに伺うと、大体省エネ家電の方がいいとすすめられますもんね。少し本当かしらと思ってしまいますが、そうみたいです。