長野赤十字病院の建て替えに、長野市が必要な財政支援を行うとする基本協定が結ばれました。

締結式で、荻原健司長野市長と長野赤十字病院の和田秀一院長が協定書に署名しました。
協定では、長野赤十字病院の移転・新築に際し、救命救急センターの建設や感染症に備えた対応などに、市が必要な財政支援を行うとしています。

病院は現在の建物の東側に市が所有する「若里多目的広場」に移転・新築する計画で、市は病院に土地を貸し付け、現在の建物を撤去後、跡地を病院が市に貸し付ける予定です。
新病院の診療科は38と変わらず、病床は635から100少ない535床とする計画で、経費は概算で345億円余りを見込んでいます。
新病院は2026年度に着工し、2028年度の開院を予定しています。