「産業技術の高度化」などに貢献した、香川県の個人や団体に贈られる「芦原科学賞」の大賞に、四国計測工業が選ばれ、贈呈式が開かれました。
芦原科学賞は、高松市出身で関西電力社長などを務めた、芦原義重氏の寄付をもとに創設されたもので、今回で30回目を迎えます。
大賞に選ばれた四国計測工業は、「需給バランスが崩れると大規模停電を引き起こすおそれのある太陽光発電などの発電量を制御するシステム」を開発。全国の電力会社に納品されていて、地域経済の活性化にもつながると評価されました。
(四国計測工業 平尾成良さん)「今後も再エネの電気というのを、国が世の中に広げて行こうとしておりますので、そういったところで役に立っていければと思っています」
功労賞には、丸亀市の三菱電機受配電システム製作所などが、また奨励賞には高松市のケイ・タスが選ばれています。