トルコ南部と隣国のシリアを襲った大地震では、すでに2万人以上の方が命を失うなど甚大な被害が出ています。家族や親戚が被災したという福岡市に住むトルコ人の男性は、不安で眠れぬ日々を過ごしています。


◆トルコ南部とシリアで甚大な被害

がれきの中から救助隊に運び出される小さな赤ちゃん。地震発生から68時間後の映像です。そして、トルコ南東部では9日、約80時間もがれきに埋もれていた6歳の男の子が救助されました。寒波が襲う厳しい条件のもと、懸命の救助活動が続けられていますが、死者の数はトルコだけで1万7000人を上回り、シリアとあわせると2万人を超えています。

救助にあたる隊員「もう時間がないんです。人が死んでいく、私たちは命を失っているんです」「地震で生き残った人たちを助けて下さい」