3月に開幕するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場する20チームの最終ロースター30人が10日(日本時間)、米専門テレビ局の生放送で発表され、連覇を狙うアメリカ代表は“史上最強メンバー”が揃った。
野手陣は昨季ア・リーグ本塁打2位の40本を放ったキャプテンのマイク・トラウト(31・エンゼルス)をはじめ、ナ・リーグMVPのポール・ゴールドシュミット(35・カージナルス)、46本でナ・リーグ本塁打王に輝いたカイル・シュワーバー(29・フィリーズ)、両リーグトップタイの131打点をあげたピート・アロンソ(28・メッツ)とスター選手ばかり。
投手陣はサイヤング賞を3度獲得し、昨季12勝3敗のクレイトン・カーショウ(34・ドジャース)を筆頭に、11勝を挙げた41歳のベテラン、アダム・ウェインライト(41・カージナルス)、2015年から3年間巨人に在籍し、日本野球を知るマイルズ・マイコラス(34・カージナルス、昨季12勝)らが選出された。また元ソフトバンクのニック・マルティネス(32・パドレス)がラウンドごとに入れ替え可能な指名投手枠として入った。
侍ジャパンが“史上最強”のスター軍団、アメリカ代表と対戦するのは準決勝以降。
プールCのアメリカはメキシコ、コロンビア、カナダ、イギリスと同組で、3月11日(アメリカ、チェイス・フィールド)から、1次ラウンドを戦う。
【アメリカ代表メンバー】
■投手
ジェイソン・アダム(31・レイズ)
ダニエル・バード(37・ロッキーズ)
デビット・ベッドナー(28・パイレーツ)
ネスター・コルテス(28・ヤンキース)
ケンドール・グレーブマン(32・ホワイトソックス)
メリル・ケリー(34・ダイヤモンドバックス)
クレイトン・カーショウ(34・ドジャース)
ランス・リン(35・ホワイトソックス)
マイルズ・マイコラス(34・カージナルス)
アダム・オッタビーノ(37・メッツ)
ライアン・プレスリー(34・アストロズ)
ブルックス・ラリー(34・メッツ)
ブレイディ・シンガー(26・ロイヤルズ)
アダム・ウェインライト(41・カージナルス)
デビン・ウイリアムズ(28・ブルワーズ)
■捕手
JT・リアルミュート(31・フィリーズ)
ウィル・スミス(27・ドジャース)
カイル・ヒガシオカ(32・ヤンキース)
■内野手
ピート・アロンソ(28・メッツ)
ティム・アンダーソン(29・ホワイトソックス)
ノーラン・アレナド(31・カージナルス)
ポール・ゴールドシュミット(35・カージナルス)
ジェフ・マクニール(30・メッツ)
トレイ・ターナー(29・フィリーズ)
ボビー・ウィットJr(22・ロイヤルズ)
■外野手
ムーキー・ベッツ(30・ドジャース)
セドリック・マリンズ(28・オリオールズ)
カイル・シュワーバー(29・フィリーズ)
マイク・トラウト(31・エンゼルス)
カイル・タッカー(26・アストロズ)