仙台の「3位」には“複数の要因”があったか

仙台市がラーメンの年間支出額3位という結果について、県内を中心に年間300杯以上ラーメンを食べ歩くという、ラーメン情報誌「ラーメンウォーカー宮城」の取材担当、板元義和さんは複数の要因があると話します。

要因その1『新店の増加』
シュープレス・板元義和さん「2020年は(新型コロナで)新店を見合わせみたいなことがけっこうあった。だんだんコロナに慣れてきたらいつも以上に(仙台市内の新店が)2021年から22年にかけて結構多かった」

要因その2『値上がり』
「物価高だからラーメン単価が上がっている。その値上がりは仙台市内だけではなく、全国的にいえるが、都市部の方が顕著」

要因その3『券売機の増加』
「だいたい(仙台市の)どこのお店も券売機じゃないですか。券売機を見るとだいたいの場合、上に4つ大きいボタンがある。おすすめは大体全部乗せのような高めなメニューが来ていることが多い。人気店になると(券売機に)行列ができているために、後ろからのプレッシャーがあるから、目立つところのボタンを押してしまう。それで単価が上がって、今回の仙台の結果になっているのかもしれない」

市民も思いもよらない全国3位。このまま上り調子で“1位”に果たしてなれるのでしょうか?