山陰でも相次ぐ建設資材調達の遅れの影響は、観光地として整備が進む米子城跡でも起きています。去年9月から安全に登ってもらえるよう整備が進んでいますが…。
キャスター 薄井靖代
「湊山公園の駐車場からこちら本丸の手前付近までの道。本来ならば3月中に工事が終わる予定ですがしばらくおわりそうにありません」
米子市文化振興課 佐伯純也 担当課長補佐
「実は工事に使う資材の調達に遅れが生じておりましてちょっと年度内の完成が難しいのではないかと現在危惧しているところであります」
資材の遅れが原因で工事が遅れているとのこと。一体どんなものが届いていないのか現地を案内してもらうと…
米子市文化振興課 佐伯純也 担当課長補佐
「手すりの部分に入ってくる電源の分岐点になりまして地面にむかってはいっていくボックスがあってその部分がまだ届いていないと」
日の出と大山を同時に楽しめる「ダイヤモンド大山」をみるため暗い内に登る人が増えたこともあり、ライトを内蔵した手すりを設置することになりましたが、そのライトの電源を収納するボックスが届かないということです。
米子市文化振興課 佐伯純也 担当課長補佐
「現在は工事の方を進めおりましてできる範囲のところから着々と進めているところになります」
路面の舗装などできるところから進めていますが、いつ完成するのかは未定だということです。
米子市文化振興課 佐伯純也 担当課長補佐
「1日も早くきていただきたいということを考えていますので職員一同で祈って待つしかないと思います」
資材の不足と高騰。その解消の見込みはいまだ不透明です。