◆請求書を見てびっくり!

寒さが厳しくなると、暖房費やお風呂のガス代などがかさみがちな冬。街ではこの冬、「光熱費が大幅に上がった」という声が聞かれます。

「光熱費を見たら1万円を超えていました。そんなに使ってないのにね。もうずっと続きますよ。上がったものは下げない」

福岡市で3人暮らしのこの家庭も、1月に届いた電気代の請求書に驚いたといいます。

小宮麻実子さん「(前月の)倍になりました、まさかの“倍”。今まで1万円台が普通だったのに、2万円台がきたときは、どこの金額を次は削っていったらいいのか…水道代とか食費になってくるじゃないですか。なので、すごく困っています」


小宮さんの1月の請求額は2万1023円。2022年の同時期と比べて使用量は減ったのに、4000円ほど高くなりました。さらに、ガスも2022年と比べて使用量は3割ほど減らしましたが、料金はほぼ同じでした。


◆家族で節約アイデア出し合い

秋から家族で省エネに取り組んできた小宮さんですが、さらに対策を追加することにしました。

小宮麻実子さん「エアコンとホットカーペットを併用していたんですけど、ホットカーペットはもうコンセントを抜きました。各自の部屋には入らない、こもらない、お勉強もここでする、という風にできるだけ断熱と節電を心がけています」

お風呂は沸かさずシャワーに切り替え、トイレの便座もコンセントを抜いています。小学生の娘、愛晴さんからもこんな提案が…。

小宮麻実子さん「エアコンの温度を1度下げたらいいんじゃない?って。1枚着て1度下げると提案してくれたので、実践しています」
愛晴さん「自分のものを買ったり、楽しいことをしたりすることを考えて、シャワーにしようと思ったり。楽しいことをしようと思って頑張ってます」