◆水光熱費は引き下げへ 政府の対策で
値上げで負担が増した家計を支援するため、政府は10月、電気と都市ガスの小売業者を補助することで、料金を値引きさせる対策事業を決定。2月に届く請求書から電気は7円(1キロワットアワーあたり)、都市ガスは30円(1立方メートルあたり)値引きされ、金額は大幅に下がる見込みです。

西部ガス 道永幸典社長「(値下がりで)少しは一安心という気持ちがあります。4月以降もこのまま落ち着いていけば」
◆企業努力も限界に
ただ、値上がりの背景にあるウクライナ情勢や世界的な物価高に、改善のめどはたっていません。九州電力は1月31日、家庭向け電気料金を当面は値上げしない考えを示しましたが、企業努力だけでは限界があり先行きは不透明です。

九州電力 池部和弘社長「みなさんがほかの物価高でも大変苦労されている中で、(料金を)上げないで、行けるとこまで頑張ろうと思います」
小宮麻実子さん「前みたいに、『このくらい使っても大丈夫ね』と生活が安定するようにしてほしい」














