「どうしても時間が…制度は心強い」教員のホンネ

外部指導者が指導する朝地中学校の職員室ではバレー部の顧問の先生がパソコンに向かって仕事を進めていました。

バレー部顧問・有田晋梧教諭「中3の担任なので入試が近いのでそこが業務の中心になります。他の業務にあたることができるので、それが回りまわって子どもたちのためにもなるのでよいと感じています」

有田先生はバレーボール部の顧問になって2年目。専門外のため教本を見てルールや指導法を学ぶ必要があったといいます。

バレー部顧問・有田晋梧教諭「もちろんやりがいは感じているがどうしても時間としてはかかる。専門の人と比べるとどうしても教えられない部分もあったりしてこういう制度は心強い」

国は来年度から3年間で部活動の地域移行を推進する方針です。指導者の確保や保護者の費用負担が懸念される中で子どもたちが安心して活動できる場を提供しようと各地で模索が続いています。