いくらで買える?電気自動車 購入補助金も

熊崎キャスター:
環境はどうなんだというところを、実際に電気自動車に乗っている方にお話伺ってきました。

まず価格から見ていきましょう。車種によって当然差はあるんですが、人気の車種ですと400万円台〜600万円が主流だと。軽自動車は約250万円から販売しているということです。

自動車評論家の国沢光宏さん
「現在、軽の場合は上限55万円の補助金もありお得に買えます」

そんな中、1月に約270万円で電気自動車を納車した関西在住のAさんにお話を伺っています。

Aさんは日常としまして、自宅は関西にあるんですが、北陸で勤務をしていて職場は北陸にあります。毎日往復で約150キロほどかかっています。通勤にかかるガソリン代を削減するために購入を決意したそうです。
もう1台奥様が乗っている車を含めて、大体月にガソリン代が5万円ほどかかっていたそうですが、まだ1ヶ月経っていませんが、大体半額ぐらいにはなるのではないかとお話されていました。

Aさんは「半導体不足などで納車までに約7か月待ちました」と、購入を決意したのはもっと前だったのですが、このタイミングでようやく納車できて今乗り始めているということでした。

ホラン千秋キャスター:
電気自動車でなければ納車が早い、みたいな現状があるのですか?

熊崎キャスター:
電気自動車だと半導体とか、いろいろな納車までに期間がかかってしまったということですよね。Aさんは欲しくてもなかなか納車まで時間がかかってしまったというパターンですね。

充電はどこで?電気自動車 充電器設置場所は?

では、電気自動車は当然充電をすることになります。どのように充電をするのか?

Aさんのパターンで見ますと、自宅で充電をしています。充電の設備は約7万円ほど工事にかかって、その他に様々なケーブルなどの費用もかかってくるというのですが、初期投資さえ済ませればあとはガソリンより安くなるということですね。

普段のスケジュールで見ますと、午後7時に帰宅後に充電して大体朝にはフル充電になっているそうです。充電による電気代が1回510円ほどで、1回の充電で約200キロ走れるということです。

ただ、1回200キロですから200キロ以上走りたいときなど遠出をする場合、外出先で充電がなくなった場合どうするのか。
充電スポットが全国に2万か所以上設置されています。もっと増えていかないといけないところではあるんですけれども、例えばコンビニエンスストアや道の駅、商業施設、ガソリンスタンドなどに設置されているケースが非常に多くなっています。

しかし急速充電ができる場所は少ないです。充電に時間もかかってくるので前の車が充電してたら、なかなか充電できないなどそういう問題は現状あるということです。設置箇所が増えてくることが今後の課題になるということでしょうか。