高校生アスリートを支える「アスリート飯(めし)」を取材しました。

雪が降る中、激しい練習に打ち込んでいるのは熊本工業ラグビー部。
去年の全国高校ラグビーに出場した熊本屈指の強豪です。


しかし、全国大会では初戦で敗退。常連校とのフィジカルの差を思い知らされました。

赤星光 監督「(去年が)フォワードの平均体重が92キロだったが、スクラムも押され上手くトライもとれなかったので、フィジカルの部分の(差は)あるのかなと」


ひと回り小柄になった新チームが全国を目指すにはフィジカル強化が必須。そこで選手たち、あることを始めました。

朝から食堂に集まってくる選手達。手には大きな弁当箱が。

山下源也 キャプテン「自分の弁当の前に立ってください」

キャプテンの山下選手が量や栄養バランスをチェックしていきます。


山下 キャプテン「まだいける まだ増やそう!容器大きくして」「栄養が偏っている!」


もちろん『食トレ』をするのはキャプテンも一緒。クラスメイトも認める頑張りです。

Q.山下くんはどのくらい食べる?
クラスメイト「ご飯を食べた後に、もう一度ご飯を食べている」


選手自らがチェックしあうことで「強くになるための食」を意識するようにします。

山下 キャプテン「(やらされてではなく)自分から食べようとするのは難しいので、それができるようになれば強いチームになれるとおもって(取りくんでいる)」


山盛りご飯が次々と・・・瞬く間に完食です!

Qお腹いっぱい?
山下 キャプテン「まだいけますね!」


そんな選手たちの『食トレ』をOBたちも応援します。

OBの家族が営む弁当店から届いたのはこの特製弁当。


大盛ごはんと唐揚げ、焼きそばなどボリューム満点。格安で提供しています。食べて、食べて去年のリベンジを誓います。


山下 キャプテン「自分たちが花園でどれくらい勝ち進めるか、目標を決めて頑張っていきたい」


「食べる」と言えば、相撲部はどうでしょう。文徳高校相撲部『アスリート飯』を取材しました。