「雑な扱いを受ける小さな会社がいっぱいあった」3人が銀行マン時代に抱えていた思い

 ミサキの場合は、吉川さん自らが後継者として会社に入りSoFunの仕組みを実践しているわけですが、3人がこうした会社をつくったのには銀行マン時代に果たせなかったある思いがありました。

 (SoFun 吉川友さん)
 「事業承継問題が非常に顕著になってくる中で、雑な扱いを受ける規模の小さい会社がやっぱりいっぱいありましたし、中小企業のM&Aというのが一般的になってはきたんですけれども、それでいい結果を生んでいる事例が少なくて」

 (SoFun 手操圭介さん)
 「(銀行で)コンサルの仕事をしていた時は、正直うまくいってもいかないくても、もらえる対価もそんなに変わりませんし。なかなか会社は本質的に変わるのは難しいんだろうなと」

 (SoFun 平井裕章さん)
 「銀行員時代は外からしか見えなかったんですけど、(問題を抱える会社に)やっぱり入らないと何も本当のこと(実情)は見えてこないなと」