皆さんは「落とし物」をした経験はありますか?
2022年1年間に県警に届け出があった「落とし物」の件数が過去5年で最多となりました。


(あなたの落とし物は?)
「そういえばよく忘れますね、傘ね」
「コンビニとかで何か買ってそのまま飲食店に置き忘れたことは2回くらいあります」
「スマホなら忘れたことあります」
「(どこに忘れてきたんですか?)すぐそこに商業施設あるじゃないですかそこのトイレに忘れてきちゃいました」
ついつい、置いたことを忘れてしまう落とし物。
県警が2022年1年間で取り扱った拾った人からの届け出=「拾得物」の件数は17万8,575件と過去5年で最多となりました。
モノをなくした人が届け出る「遺失物」は4万958件と、こちらも前の年をおよそ4,000件上回りました。
いずれもコロナ前と同じ水準となり、感染対策の行動制限がなかったことにより、外出の機会が増えたことなどが影響したとみられます。
品目別ではいずれも免許証やクレジットカードなど、「証明書・カード類」が多くの割合を占めました。
県警では2023年3月から遺失物の届け出をオンラインでできる全国の警察と共通の管理システムを導入する方針です。
ちなみに、電車やバスなど、公共交通機関に落とし物をした場合は終着駅や営業所でおおむね1週間ほど預かっていてその後は管轄の警察署で預かっているということです。
また、ちょっと珍しい落とし物としては、飼育施設から逃げ出した動物の羊(翌日近くの池のほとりで発見)や、縦2メートル70センチ、幅60センチのサーフボードが道の真ん中に落ちていたこともあったということです。