祖父の代から続く茶農家

祖父の代から続く茶農家。小さいころから見てきたのは、生産量を増やそうと必死に働く両親の姿でした。

40年前、当時はまだ珍しかった有機栽培に舵を切りましたが、農薬などに頼らないため草取りに手間がかかり、栽培面積を半分にする決断をしました。

収穫量は伸び悩み、買い手も増えずに苦しい日々が続きました。

(妻・奈穂子さん)「収入はほとんどないし、借金があるし。でも、仕事はしないといけない。買ってくれる人はいない」

最初に見直したのは土作り。地域で廃棄されていた魚かすや大豆かすなどを利用し自ら肥料をつくりました。また、緑茶の国内需要が低迷する中、海外に活路を見出します。