大分県別府市で大学生2人が死傷したひき逃げ事件から半年。県警は12月末までにのべ1万4960人の捜査員を投入も、依然として公開手配している八田與一容疑者(26)の足取りがつかめていないという。
車を現場に残し逃走…八田容疑者を公開手配
この事件は去年6月29日午後7時45分ごろ、大分県別府市野口原の県道で赤信号で停止していたオートバイと原付バイクに軽乗用車が追突。車を運転していた男は車を残してそのまま現場から逃走した。バイク2台は大破し、原付バイクに乗っていた男子大学生(当時19)が死亡した。

現場付近にある防犯カメラの映像には、追突されたバイク2台が火花を散らしながら激しく飛ばされている様子が残されていた。
また、別の防犯カメラでは事件現場に向かってオートバイと原付バイクが通過したおよそ30秒後、八田容疑者が運転していたとみられる車が速度を上げてバイクの後を追う映像も確認されている。
