■第20回アジア競技大会 愛知・名古屋 野球 決勝 日本 1ー3 韓国(27日、豊橋市民球場)
32年ぶりに日本開催となったアジア大会愛知・名古屋。野球日本代表“侍ジャパン”は決勝で韓国に敗れ、銀メダルを獲得。社会人代表で臨んだ今大会、日本開催となった1994年の第12回大会(広島)以来、32年ぶりのアジア制覇とはならずも、開幕から5連勝で勝ち上がるなど地元開催の舞台で最後まで熱戦を繰り広げた。
試合は先発の樋口新(24)が3回1失点。その後は嘉陽宗一郎(30)ら救援陣が無失点で繋ぐと7回、1死一、二塁の好機で佐藤勇基(28)が適時打を放ち同点に追いついた。しかし直後に近藤壱来(28)が2点の勝ち越しを許し1ー3。その後はチャンスを作るも反撃及ばず、韓国に5連覇を許した。
韓国とはスーパーラウンド第1戦でも対戦し、日本が5ー0で勝利。先発した樋口は7回無失点の好投で韓国打線を封じていた。中1日で迎えた決勝でも再び先発マウンドを託された樋口。この試合の立ち上がりは2死一、二塁とピンチを招いたが、4番のムン・ボギョンを右飛に打ち取り無失点で切り抜けた。
しかし2回、この回先頭のユン・ドンヒに右翼フェンス直撃の二塁打を浴びると、続くムン・ヒョンビンに左適時打を許し、先制点を献上。3回にも得点圏に走者を背負ったが、気迫の投球で追加点を与えなかった。
1点を追う打線は韓国の先発、グァク・ビンに対し、序盤3回まで無得点と苦しんだ。4回からは樋口に代わり、2人目・嘉陽が登板すると三者凡退の好投。5回も走者を背負いながらも落ち着いた投球で韓国打線を抑え込んだ。
5回裏、この回先頭の水谷祥平(25)がチーム初安打となる左二塁打を放ち出塁。しかし後続が倒れ得点には繋がらなかった。6回からは3人目・渕上佳輝(29)がマウンドへ上がり2イニングを無失点に抑えた。
依然として1点を追う日本は7回、打線が反撃に転じる。4番・逢澤崚介(30)の中安打、6番・水谷の左安打で1死一、二塁の好機を作ると、7番・佐藤が左適時打を放ち、二塁走者の逢澤が本塁へ滑り込む激走。同点に追いつき試合を振り出しに戻した。
1ー1で迎えた8回、4人目・近藤が登板。2死一、三塁と走者を背負うと3番のキム・ドヨンにサードへ適時内野安打を許し、勝ち越し点を献上。さらに続くムン・ボギョンにも適時打を浴び1ー3と2点差に広げられた。
2点を追う日本は8回、添田真海(29)の中安打と向山基生(30)の左安打で1死一、三塁の好機を作るも、後続が倒れ無得点。9回には代打・福井章吾(27)が四球、9番・辻本勇樹(30)が中安打を放ち望みを繋いだが、代打・柴崎聖人(24)は見逃し三振を喫し、勝利を手繰り寄せることができなかった。日本は最後まで粘りを見せたものの、金メダルにはあと一歩届かず。それでも開幕から5連勝で決勝まで勝ち上がるなど、堂々の銀メダルを獲得した。
【大会結果】
金)韓国
銀)日本
銅)チャイニーズ・タイペイ

















