図書館利用者の間でブーム 「セキネさん」を知っていますか?
盛岡市の岩手県立図書館は2022年度、創立100周年を迎えています。その県立図書館に「セキネさん」というウサギのキャラクターがあるのをご存じでしょうか。100周年と卯年を迎えた2023年、利用者の間でブームを呼んでいる「セキネさん」に迫りました。
(リポート)
「こちらは岩手県立図書館の正面入口です。そして、こちらにいるのが県立図書館のオリジナルキャラクター、ウサギの『セキネさん』です。今、ひそかな人気を集めていると言います」
一見、ムスッとしていて何を考えているのかわからない表情のウサギ。
今年は卯年でもあり、図書館内の児童コーナーの一角には1月30日までセキネさんのパネルが展示されていて、誰でも自由に記念撮影ができます。
パネルの設置を考えたのは県立図書館の職員・松田恵子さんです。

(岩手県立図書館 松田恵子さん)
「そういえば2023年は卯年だなと。セキネさんがウサギのことをしばらく忘れていて、あ、セキネさんってウサギだったと思い、セキネさんの名前を冠した何かをやりたいなと思った」

そんな松田さんも「セキネさん推し」の1人です。
(岩手県立図書館 松田恵子さん)
「優等生的ではなく、いつもニヒルな感じ。そこがまたおかしくて(好き)」
この日もパネルと一緒に記念撮影をする子どもの姿がありました。

(岩手県立図書館 松田恵子さん)
「図書館の中は基本的に写真は撮れないので、『今は撮れますよ』と言うと嬉しそうに撮る方がたくさんいる。『卯年の記念になるね』と言ってお母さんが(子どもを)撮ったりする」