返還の条件は長い滑走路…30年前に「那覇空港の緊急使用」について議論も

さらに、国防総省の公式文書には。

『代わりとなる滑走路が日本政府によって選定されるまで、普天間は返還されない』

普天間基地の2700mの滑走路に対して、辺野古の計画は1800mが2本。それを補う長い滑走路の選定が返還の条件とされている。

ケビン・メア元米沖縄総領事
「(辺野古の)滑走路短くなる。みんなわかってる、バカじゃないから。 “有事の際に戦略的な滑走路へのアクセスを改善する”」

有事の際、必要になる長い滑走路とはどこを指すのか、メア氏はこう示唆した。

ケビン・メア元米沖縄総領事
「指定されてないけど、両政府の合意で。でもいろいろ想像できるでしょ。那覇の第二滑走路、その時はなかったけど完成した」

2020年に完成し、運用が始まった那覇空港第二滑走路だ。

30年前の外務省・防衛庁・在日アメリカ軍との二国間会合の内部文書によると、このとき、すでに「那覇空港の緊急使用」について議論されていた。

玉城デニー 沖縄県知事(8月30日)
「辺野古を造るということは那覇空港も提供するという、ダブルのシステムになってるわけですよ。原点の問題が結局解決されないまま弥縫策ですったもんだしてきたのが、僕は辺野古移設の最たる汚点だと思う」

この問題についての考えを、当選後の古謝氏に聞いた。

古謝玄太氏(9月14日)
「(那覇空港は)そもそも国管理というところもあるわけですよ。その中でどれだけ要求、交渉できるかというところは非常に重要になってくると思います。何でもかんでも反対をすると、逆に全部強引に進められてしまうという部分もありますから」