■第20回アジア競技大会 愛知・名古屋 スケートボードパーク女子決勝 (25日、愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo))

スケートボードパーク女子決勝に出場した世界ランキング1位(スケートボードパーク部門)の15歳、長谷川瑞穂(S高等学校)が他者を寄せ付けない堂々としたランで金メダルを獲得した。

長谷川は前日に行われた予選を1位で通過し決勝に進出。1本目から空中で体を1回転半させる大技540を繰り出しノーミスで終えた長谷川。88.83点をマークし暫定1位に躍り出た。さらに2本目で長谷川の代名詞とも言える大技“フロントフリップインディ”(板を縦に一回点させ外側のレールをグラブする技)を成功させ、94.03点でただ一人90点台を叩きだした。

ポイントが一番高いランの得点が採用されるスケートボードパーク。全選手が3本滑り、上位5人までが最後の4本目に進める中で長谷川は1位で通過。その後長谷川の得点を超える選手は現れず、最終滑走の長谷川がウイニングランで今大会を締めくくった。

また、10代が多い同種目決勝進出選手の中で唯一の20歳、岡本碧優(MKグループ)は1本目のランは失敗に終えたが、2本目で540を成功させ82.86点をマーク。滑り終わりで安堵の表情を見せた岡本は一気に3位まで浮上し、銅メダルを獲得した。当時15歳で金メダル候補として出場した21年東京五輪で大技に挑戦するも決めきれず、4位で悔し涙を流した岡本。それでも大技に挑戦した岡本を共に戦った選手らが担いで称えた。そこから一時競技から離れた時期もあったが、復活。今回アジア大会初出場の岡本は笑顔の銅メダル獲得となった。

岡本碧優選手

【スケートボード・パーク女子 結果】
金 長谷川瑞穂 94.03点
銀 林逸凡(チャイニーズ・タイペイ) 85.15点
銅 岡本碧優 82.86点