◆自分自身の未来をはかる指標「平均余命」とは?

ここで登場するのが「平均余命(へいきんよめい)」です。

平均余命とは、「ある年齢に達した人が、その後平均してあと何年生きられるか」を示した数値です。「平均寿命」も、実は「0歳における平均余命」のことを指しています。

年齢を重ねて無事に生き抜いてきた人ほど、「現在の年齢+平均余命」の値は「平均寿命」の数値を上回っていきます。

「令和7年簡易生命表」から、主な年齢における平均余命と「現在の年齢+平均余命」の値を見てみましょう。

【主な年齢の平均余命(令和7年)】
現在の年齢   性別   平均余命   現在の年齢+平均余命
0歳(=平均寿命) 男性   81.35年   81.35歳
        女性   87.33年   87.33歳
40歳      男性   42.29年   82.29歳
        女性   48.05年   88.05歳
60歳      男性   23.86年   83.86歳
        女性   29.07年   89.07歳
75歳      男性   12.24年   87.24歳
        女性   15.88年   90.88歳
(出典:厚生労働省「令和7年簡易生命表」より作成)

例えば現在60歳の男性の場合、平均余命は「23.86年」です。これを60歳に足すと約83.86歳となり、0歳時点の平均寿命(81.35年)よりも約2.5年長く生きる計算になります。

さらに75歳の女性であれば、平均余命「15.88年」を足すと約90.88歳となり、平均寿命(87.33年)よりも約3.6年長く生きる計算になります。

自分の年齢に応じた統計上の平均的な残り年数を見るときは、平均寿命からの引き算ではなく、該当する年齢の「平均余命」を参照することが大切です。

厚生労働省「令和7(2025)年簡易生命表」