地域医療のなかでも最重度の重症患者を受け入れる「救命救急センター」。沖縄県内では4か所あり、命をつなぐ最後の砦として、24時間365日稼働する。そのうちのひとつが、南風原町にある「県立南部医療センター・こども医療センター」(以降、医療センター)。全国でも数が少ない「こども病院」を併設する総合病院だ。

そこで多くの患者の命をつないできたのが、病院が保有する救急車。しかし導入から15年が経過し、車体は老朽化。修理を重ねながら運用を維持している。

そうした状況で医療センターは今、 “走るICU” と呼ばれる高規格救急車の導入を目指している。