自民党などの推薦を受けた古謝玄太さんが、沖縄県知事選挙で現職を破った選挙結果を受け、政府が来年度の沖縄振興予算を増額する方向で調整していることが分かりました。

沖縄県知事選挙に初当選した古謝玄太さんは上京していて、15日、自民党本部で高市総理(党総裁)や党幹部らと面談しました。

面談後 古謝玄太氏:
「高市総理・総裁とは『頑張ったね』という話と、他愛もない話が多かったかなと思います。暮らしや経済の分野、あるいは離島振興等、しっかり早めに政策を打っていきたいので、そこはご相談をさせていただきたいという話は(党関係者と)させていただいた」

笑顔で古謝氏との面談に向かう高市総理

高市総理は党幹部らに対し、「経済や安全保障の面でも大きな勝利だった。知事と連携し、沖縄を元気にするため力を尽くしてまいりたい」と県知事選挙を総括したということです。

また、古謝さんは日本維新の会など推薦を受けた各党の幹部らとも面談し選挙戦での協力に感謝を伝えました。

こうした中、政府は、概算要求で2897億円としていた来年度の沖縄振興予算について、3000億円あまりに積み増す方向で調整していることが関係者の話で分かりました。

沖縄振興予算をめぐっては、県が要望してきた3000億円台を6年連続で下回っていて、増額の方針は、米軍普天間基地の辺野古移設を容認する古謝さんの姿勢を踏まえたものとみられます。

これを受け古謝さんは、政府・与党側から「まだ話はない」としたうえで、知事就任後早期に県側の要望を固め、あらためて意見交換したいとの考えを示しました。