1200人以上が犠牲となった鳥取大地震から83年となる10日、鳥取市では、教訓を活かすための防災訓練が行われました。

鳥取市内を震源とする最大震度6強の地震が発生した想定で行われた訓練。

1943年9月10日に起きた鳥取大地震では、1200人以上が犠牲となりました。この地震の教訓を活かすため、鳥取市は、9月10日を鳥取市防災の日と定め、1974年から毎年訓練を実施しています。

この日は、市内2か所で訓練が行われ、このうち末恒小学校では、総勢300人が参加し、地元住民が主体となって避難所の開設を準備しました。

玄関横のボックスから鍵を取り出し、開設に必要なものをまとめて持ち出し、児童と一緒にテントを組み立て、ベッドを設置しました。

鳥取市危機管理課 中本克章参事「地震情報に連動して、もしくは遠隔操作で、自動的に解錠していらした方がカギをあけることができるシステム」

また、倒壊した家屋に人が取り残されたとの想定で、警察、自衛隊、消防と連携して救出する訓練。

今年、東京や長崎の小学校で、音楽準備室を焼く火事が相次いだことを受け、高所に取り残された人の救出訓練も行われました。

鳥取市は、「自助公助共助」が一体となって速やかな対応ができるよう、市民と協力しながら防災体制の構築に努めたいとしています。