「あんぱん」でつかんだ手ごたえ「ウッキウキで帰りました」

そしてその後、10年近くに及ぶ不遇の時代を経験した。「売れてる俳優さんを、嫉妬の目で見てました」「20代の生活とか、言えたもんじゃないですね(笑)」と苦笑いしつつ、「30代になった時に『人生長っ!』て思ったんです。こんな生活が続くわけがない、やばい、と思って勉強し直しました」と、演技に向き合い始めたきっかけを明かした。
そこから、さらに数年。「不適切にもほどがある!」、2025年のNHK朝ドラ「あんぱん」と大きなチャンスを立て続けにつかんでブレイクに至った。
「あんぱん」はトラウマにもなった朝ドラ初出演作「花子とアン」から11年ぶり2度目の朝ドラ出演で、演出は「花子とアン」と同じ柳川強監督。「『花子とアン』でも、『あれはあれでいいんだ』ってすごく肯定してくださっていて。ずっと目をかけてくださって、評価してくださって。柳川さんに認められなきゃ、みたいなのはありましたね」と、「あんぱん」出演決定時の思いも打ち明けた。
「あんぱん」での役回りは、今田美桜演じるヒロインのぶの最初の夫・次郎。クランクインがいきなり、のぶにプロポーズするシーンだったといい、「すごく心のコミュニケ―ションができたなっていう実感があって。心が今田さんと通じ合った感じがして、もうウッキウキで帰りました」と回想。番組では、VTRで今田の「優しい眼差しと素敵な声に包み込まれる感覚で、泣けてきてしまいまして。監督に『泣いちゃダメだから』って言われるくらい」のコメントも併せて紹介された。朝ドラで挫折を味わった中島はこうして、朝ドラでリベンジを果たした。














