容易ではない自宅の再建…「市中心部に行きたい人も多くて」

角智子さん
「公営住宅が建つまで待ってられなかった、そんな2年も3年も…」

角智子さん(60)。能登半島地震と奥能登豪雨の二重被災により自宅は全壊し、1年以上、仮設住宅に暮らしました。それでも、市の中心部から車で20分ほどの距離にある南志見地区に平屋建ての家を建て直しました。

娘や孫が地元に帰省した時に“迎え入れる場所がほしかった”ためです。

角智子さん
「必死で集まる場所を作ろうと思って。老後もあるけど…だからまだ働かないとだめですね(笑)」

ただ、角さんのように自宅再建をめざすのは容易ではなく、南志見地区では3軒程度にとどまっているといいます。

角智子さん
「輪島の中心部に行きたい人も多くて、離れていくのが寂しい。南志見に何とか残ってくれないかな。一人でもいてほしい。増えてほしい」