ネットにあふれる“粗悪品”

経済産業省は2025年12月から、モバイルバッテリーなどを扱う業者で、安全表示義務違反の疑いなどがあり電話などで連絡の取れない業者を公表しています。
6月時点のリストを基に32社を取材したところ、代表者の転居や登記の住所の偽造など、実態と異なる業者が少なくとも10社あることが分かりました。
ITジャーナリスト 三上洋氏:
大手のネット通販のサイトにも、“粗悪品”は山ほどあるんですよ。
「40000mAh」などと書いてあったりしますけど、そんな大きさのものが小さなサイズに入るわけないので、完全な偽装商品です。偽装商品ということは、中身の質も当然悪いだろうなと思いますよね。
三上氏によると、“粗悪品”への対策としては、
◆極端に安い製品は避ける
◆販売元・メーカーが信頼できるか確認する
◆問い合わせ窓口が日本にあるかを確認する
などがありますが、見分けることは難しい場合もあるといいます。
弁護士 八代英輝:
分かりやすいのは「値段」ですよね。
本当はECサイトも、粗悪品を取り下げさせるなど、対応していかなければいけないんですけどね。

“粗悪品”はなぜ出回ってしまうのでしょうか?
◆ネット通販の普及
海外の事業者が日本のECモールに直接出品できてしまうので安全基準の確認が難しい
◆規制の差
規制の厳しい中国から規制の緩い日本に流れてきてしまっている
◆認証制度の抜け穴
現行制度では自主検査のため安全マークの不正使用が横行している














