日本の防衛力強化の波が全国に広がっています。防衛予算増額に期待する基地の街・長崎県佐世保市。ここに拠点を置く水陸機動団は拡大し続けています。南西諸島有事の最前線舞台にカメラが入りました。
膨れあがる防衛費 防衛力強化で高まる佐世保への“期待”

長崎県佐世保市の水陸機動団の駐屯地では、水陸両用車が時速70キロで走っていた。占領された島に上陸する作戦の切り札だ。

海上に出る前に必ず行われるのが気密性の点検。重量24トン、鉄の塊が水に浮く。1台7億円の水陸両用車を58台保有している。
水陸団員は全員が戦車隊の出身だ。

操縦手
「訓練しているとはいえ、緊張度は高いですね」
――台湾有事については?
「台湾有事については、自分の立場ではお答えできません」
機動団を輸送する大型船が接岸できる埠頭の建設が、急ピッチで進んでいた。

高市総理(2025年10月)
「国家安全保障戦略に定める、対GDP比2%水準について、補正予算と合わせて今年度中に前倒しして措置を講じます」
防衛費を2年前倒し、GDP比2%へ引き上げた高市総理。さらに防衛省は、2027年度予算案の概算要求では過去最大となる9兆円を求めた。

防衛力整備計画に基づき、2023年度以降、防衛費は大幅に拡大し続けている。高市内閣が打ち出す防衛力強化と予算増額に佐世保の期待が高まる。
この街に拠点を置く“日本版海兵隊”に迫る。














