
アメリカの巡航ミサイル=トマホークを購入するという話も、まったく議論がなされていないと指摘します。
「来年度の予算にトマホークの購入整備を進める予算が入っているわけでしょ。トマホークで、大陸へ打ち込むという話だけど、これ、誰がどう判断して、誰が発射台のボタンを押すのか…、そんな話もまったくできてない。岸田総理は無責任に「専守防衛に違反してない」と。とんでもない話で、先制攻撃一つ間違ったら先制攻撃になったら、こちらは悪者としての戦争を仕掛けたことになるんだから。そういうことが全然議論されない」
「しかも2%にしてその費用を賄うために増税までするということでしょ。これ普通だったら今までの自民党の常識からすれば、1回の国会でなく、2回も3回も重ねて議論をして、その国民的議論が深まった中でどうするか決めるべき話を、あっという間に3文書を作って閣議決定して、議会に諮らないで、いきなり訪米して、国民に言わないでアメリカ大統領への手土産みたいな形で国際公約してくるわけでしょ。国民をないがしろにした大変間違った政治の選択だと思います」

「もともと2015年に安保法制ができて、そこからスタートしているわけだけどね。今度のトマホークも、どこからどんなものが飛んでくるというのを宇宙衛星から情報を取るわけだけど、これは完全にアメリカの情報もらわないと日本では対応できないわけだから、そういう意味ではアメリカから情報をもらって日本が瞬時に決断するわけだよね」